店舗を閉店してからはデザイナーとして素材と向き合う事に没頭して、たくさんの新作を発表する事が出来ました!
ずっと会社の事が置き去りになっていた様に思います。
新さっぽろで本契約する時、契約書類が会社組織じゃ無いと前例が無く作りにくいというのが、株式会社にしたきっかけでした。えっ?そんな事で会社って作れて社長になれるの?
そうですよね。私だってそう思ってました。出来れば社長なんてやりたくないと…。
兄の会社に吸収されたら社長にならずに済むと思い打診しましたが、十彩はやっぱり私が代表じゃ無いと成り立たないのでは?という事で2009年6月ついにToiroes株式会社が誕生しました。
もちろんやるからには強い意志もありました!十彩株式会社じゃ無くてToiroes株式会社にしたのがその理由です。詳細は過去ブログ見てね。
あれから10年以上経過してなかなか社長という役職にも馴染めず来たのですが、
実はデザイナーという肩書きも同じでした。
デザイナーという自覚ができたのもファッションショーを10年続けてデザイナーなのかなと思えてきたり…
私の人生、かっこいい出来る女性だとは思った事はありません。
しかし何故か昔からカッコいいって言われて生きてきて…
世界を股にかけるとか社長になると周りから言われ続け…
ほらやっぱりね〜そうなると思ったよと学生時代の友人達が口を揃える。
それでも全然ピンと来ないまま代表取締役も10年経過して…
あまりに私がこんな感じでふわふわしていたので
本気で取り組まなくてはいけないといけないよーって
これは、私への課題。
停められた一年。
神様が与えてくれた時間なのかな?
コロナ禍。
バリ島に戻れず家族とも会えず、もうすぐ1年です。
この一年でホント会社のこれからについてや理念、自社ブランドの説明など、たくさん文章にまとめました。
しかし、まだまだ自覚不足だなと感じるたのが昨日、会社のホームページを作るのにデザイナーさんと打ち合わせした時でした。
会社の理念は? そこをしっかりと伝える。そうです。会社として最も大切な事です。
その時々でもちろん考えてきましたし、言葉にも出してきました。
先にも書きましたが、会社やブランドについて1年間すごくいっぱい書きました。
しかしそれは、どうしたらそこを通過できるか?
まるで、受験の小論文のような ただ当たり障りの無い、印象が良くなる表現でまとめられたものだったように思えてきたのです。もちろん嘘を書いたわけではありません。真実を文章に自分なりに時代に合わせた言葉で表現したと言うと聞こえがいいですよね。
でも、いったいこの違和感は、何なのか?
気がつきました!
答えはとても単純なものでした。
愛です。
私には会社への愛が欠けていた。経営者としては、当たり前の事を忘れていたのです。
十彩ブランドは、人生をかけて愛情を注いで育ててきました。紛れも無く本物の愛です。
Toiroes株式会社はどうでしょうか?
こんな事にも気がつかずToiroesの代表取締役を11年も務めてきたなんて

Toiroes株式会社の代表取締役として
そして、もちろんデザイナーとしても生み出してきたブランドを新たなステージへ送り出す。
新さっぽろついに卒業!

ここから何かが始まる
このタイミングでリニューアルする公式ホームページ
どんなページになるのかな?
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